第12章 お金の仕組みを知る お金に強くなり、数字に強くなり 自分のお金は自分自身で守り切る ビジネスを行う上で絶対に押さえなければならないことは「お金」の知識です。キャッシュフローや財務、税務などのお金について一通り理解しなければなりません。しかし、教育の都合上、お金の知識を得る場所が限られます。その影響もあってか、お金について考えることは”卑しい”ことであるという間違った認識を持っている方さえいます。 「お金の知識がなくても企業や国が守ってくれる」というような時代は終わったのです。今の世の中をたくましく、生き抜いていくためにはお金に強くなり、 自分のお金を自分で守る強さが必要なのです。まずはお金に強くなるためのファーストステップとして、 あなたが会社から貰っているお金について財務、税務の視点から分解し理解していきましょう。 12章を初めから読む 12章の収録内容 この章で必ず身に付けてほしいこと お金の仕組みを知る お金について知らない人は出世しない サラリーマンが税金を払う仕組み 個人事業の場合の確定申告 確定申告をする理由 あとがき 今まであなたが見て見ぬフリしていた真実社会保険・年金の歴史 あとがき 今まであなたが見て見ぬフリしていた真実社会保険・年金の歴史 第13章 会社が立てる数字計画を知る 企業のお金を知りその知識で周りの誰よりも必要とされる人財へ 事業を継続していく上でもっとも大切なのがキャッシュフローです。キャッシュフローがうまく回らなければ利益が出ているにも関わらず、資金繰りがうまく行かずに黒字倒産してしまう可能性も出てきてしまいます。売上の入金が2カ月後となっているのであれば、それに合わせて資金を調達しなければなりません。いつまでに支払わなければならないのか?そしていつお金が口座へ入金されるのか?ということを把握しコントロールしなければ継続的に事業を行うことは困難となります。個人でビジネスを立ち上げるのであれば尚更です。ビジネスをやる上で安定した経営基盤は、お金と人材です。この章では、会社がどのように数字計画を立てるのかを知り、経営者の本音を学んでいきましょう。 13章を初めから読む 13章の収録内容 会社が立てる数字計画を知る 数字で上司や幹部を口説いて惚れさせろ まずは決算書からお金の流れを読み取る① まずは決算書からお金の流れを読み取る② まずは決算書からお金の流れを読み取る③ 会社の数字を把握した上での売上戦略 これが提案できれば勝てるという法則 あとがき 提案力 第14章 ビジネス戦略力を鍛える あなたが思い描いたビジネスの種を形にそのために事業計画書を作成する 個人でビジネスをする上でも、所属組織でビジネスをする上でも重要になってくるのがビジネスモデルの全体像を理解することです。「どのように売上を上げるのか?」「どのように販売していくのか?」「どのように集客していくのか?」 事業内容やマーケティング、販売戦略、売上や利益の見込み金額など、今後売上を上げビジネスを成功させるために必要となる要素を十分に落とし込まなければなりません。 その落とし込んで行く手段の1つが「事業計画書」の作成なのです。あなたが思い描いたビジネスを、まずは事業計画書に落とし込んでいきましょう。 14章を初めから読む 14章の収録内容 ビジネス戦略力を鍛える ビジネス戦略力=魅力ある事業計画書を作る力 人に伝えるための事業計画書 事業計画書に記載すべき内容 できれば載せたい事業計画書の内容 事業計画書のサンプル① 事業計画書のサンプル② あとがき 融資が降りる事業計画のポイント 第15章 行動できる人になろう 三流は知識を得ようともしない 二流は知識を得ることだけに集中する 一流は知識を基に行動し、知恵を積み上げる 本業+αでは今の時代に適した価値ある人財となることを1つのゴールとしています。 ここでいう価値ある人財とは「知恵」を持つ人のことを言います。 今まで本書で伝えてきた内容はあくまで知識です。知識は活用しようとしなければ全く意味を持ちません。 知識は実際に使い、使う中で経験を積み上げ、知恵へと変えてこそ意味があるのです。 ここまで学んだきた知識を「実際に活用できる知識」である”知恵”にし、 人から、企業から、そして社会から求められる人財になるために行動していきましょう。 15章を初めから読む 15章の収録内容 行動できる人になろう 学んだ知識を知恵へと変える 行動しなければあなたの価値は評価されない 行動しなければあなたの価値は評価されない② 迷った時は原点に戻る 迷った時は原点に戻る② 小さなことから始める 小さなことから始める② 夢を目標にしよう あとがき 行動は「なりたい」を現実にする一番の近道