1 2 3 4 5 6 第2章 自分のコア探し 自分らしい「テーマの設定」を決める 自分らしいテーマを探すということは「人生のテーマを探すこと」と同じです。 あなたが人生の中で大事にしていることは一体何でしょうか? 本章を読み進めていき、一度考えてみてください。 それがあなたにとっての特別なビジネステーマとなるかもしれません。 ビジネスを行う上で最も重要となるのは「テーマの設定」です。 テーマの決め方次第で、売上が上がるか上がらないかは決まってしまいます。 テーマを決めていくポイントには、5つの要素があり、 「自分らしさ」「事業体目線」「ニーズやウォンツがある」「90%が離脱する」「ライバルがいる」 これらを基準としてビジネステーマの決め方を学んでもいただきたいと思います。 テーマを決める(コア・コンセプト) 3つのCのおさらい テーマをつくる上で大切なのは「コア」「コンセプト」 あなたの中にある「コア」、あなたが伝えたいことである「コンセプト」、それらを伝える「伝える力」これら3つのCを明確にすることがビジネスを成立していく上で大切な要素になります。 特に「コア、コンセプト」については、明確か明確でないかによって、ビジネスの成長を大きく左右することもあるのです。これは個人であっても企業であっても同じです。この2つが無いまま立ち上げてしまうと、短期的には売上をあげることができても、長期的に見ると、お客や働き手が企業や商品に魅力を感じなくなり、離れていってしまうことにつながりかねません。 企業であっても個人であっても3つのCの考え方は同じ 横スクロールしてご覧いただけます ビジネスを行う上で、もっとも重要となるのが「テーマの設定」です。テーマの設定だけで爆発的に売れてしまうものもあれば、全く売上の立たないビジネスになってしまうものもあります。ビジネスの初心者でありかがちな失敗パターンで、「自分はこれを売りたい!」「自分にとって素晴らしいから誰かにとっても素晴らしいはずだ!」と自分の勝手な価値観で、テーマを決めてしまうことがありますが、これでは身勝手なエゴをお客に押し付けてしまうだけで、そのビジネスが上手くいくことはありません。 また「これは売れそうだ!」「お金になりそうだ!」というところからテーマを決めてしまうと、最初のうちは売上が立っても、自分の理念と食い違いが起きたり、長期的な成長に繋がらず、続けていくことが辛くなってしまいます。このようにテーマ決め1つとっても情熱を持てるかどうか、市場に広がるかどうかのバランスで大きな差が出てしまうため、しっかりと考えなくてはいけません。 テーマを設定する際には、 自分らしさの上にあることをする 実際似たような事業をしているライバルがいるところにいく 事業体目線でテーマを決める ビジネスは90%が離脱するということを認識する ニーズやウォンツの高いジャンルを意識する 以上5つの要素を頭においておきましょう。 これらの要素を意識しながら自己分析し、様々な角度から自分のコア・コンセプトを探っていくことで、あなたの理想に沿った、あなたにしかできないビジネスのテーマを見つけていきましょう。 5つの要素、それぞれの意味については次項から説明していきます。 テーマを設定する際の5大要素 1 2 3 4 5 6 次に進む
2章の収録内容 自分のコア探し テーマを決める(コア・コンセプト) 「自分らしさ」からテーマを発掘する 自分のコアを探す6パターン ライバルがいるところで勝負する 事業体目線でマーケティング 見込み客は90%が離脱する あとがき自分らしさを追求するということ