1 2 3 4 5 6 見込み客は90%が離脱する 10%の人にしっかり響くようなテーマにすることが大事 100頭追うもの1頭も得ず ビジネスの見込み客は、90%が離脱します。これはインターネットだからという理由ではなく、基本的にビジネス全般そういうものであるという認識を持つようにしてください。例えば商店街で100人が店の前を通ったとして、100人が全員店の中に入るわけではなく、その中の10人が興味を持って入ってきてくれるとビジネスが成立していくというようにイメージできれば大丈夫です。ビジネスとはそもそも100人の人がいたときに100人のためにやっているわけではないということです。 特にインターネットの場合はWebサイトがお店の役割を果たしますが、そのお店に気軽にワンクリックで入っていけると同時に、ワンクリックでお店から出ていくことができます。そうなったときに1人入ってきたり、出ていったりしていることに一喜一憂していたら大変です。ですので、そもそも90%は当たり前に離脱するという認識を持ち、10%の人に向けたテーマ作りを意識してみてください。 10%の人に響くテーマ作り 横スクロールしてご覧いただけます 見込みの低い人にアプローチをすることを考え過ぎると、本来あなたが伝えたいテーマがズレてくることもあるので、たとえ90%の人には響かなくても、10%の人にはしっかり響くようなテーマにすることが大事です。 ニーズ(需要)とウォンツ(要求)を見極める ニッチ=必要性 大手企業に勝つにはニッチマーケティングを駆使する ニッチマーケティングという言葉があります。 ニッチというのは隙間という意味で、既存の同一テーマのサービスなどでは満たされていない需要を埋めるようなマーケティングのことを指します。奇をてらって変わったサービスをすることや、他にないサービスをすることではありません。話題性を狙うこととニッチマーケティングは全く違います。 ニッチ=隙間を狙っていく重要性 横スクロールしてご覧いただけます ニッチマーケティングをしていくにあたって、隙間を埋めるためにターゲットを絞っていくランチェスター戦略というものがあります。これは市場の大部分を取りにいくものではなく、一点集中し、他との差別化をして優位性を出していく戦略です。一点集中型でニッチな市場をポジショニングすることをUSPマーケティングとも言います。 USPとはUniqueSellingProposition(ユニークセリングプロポジション)の略で、あなただけの独自の売りです。大手企業ではできないような、絞ったコンセプトがあることによって、お客様はあなたから商品を買いたいと思うようになり、逆にUSPがないとお客はあなたから買う理由が無くなります。USPがしっかりしていることが、新ビジネスを成長させていく上ではとても重要になってきます。 市場規模が小さい(人数が少ない)が故に誰も手をつけていない需要というのは、ビジネスを軌道に乗せるには非常に良いジャンルなので、満たされていないニッチを考えてみましょう。 1 2 3 4 5 6 前に戻る 次に進む
2章の収録内容 自分のコア探し テーマを決める(コア・コンセプト) 「自分らしさ」からテーマを発掘する 自分のコアを探す6パターン ライバルがいるところで勝負する 事業体目線でマーケティング 見込み客は90%が離脱する あとがき自分らしさを追求するということ