1 2 3 4 5 6 7 Webから集客するということ ネットはリアルと同じ!インターネットの向こうには「人」がいる 実際に存在する人たちと接しているという意識を絶えず持つ 前頁でもお伝えしたとおり、マーケティングは他者とのコミュニケーションがあって初めてその効果が活かされるものです。コミュニケーションがなければ、お客はあなたや、あなたの所属組織のファンになることはありませんし、商品を購入することもないでしょう。では、インターネットを利用した、コミュニケーション・マーケティングのコツは何でしょう? その答えは、Web上でもWeb外の生活の場でも、実際に存在している人たちと接しているという意識を絶えず持ち続けることです。 ビジネスというくくりにおいては、インターネットを介したビジネスもネット外のビジネスも全く同じで、伝える力や、やり取りする力が高くなれば、それだけ成果が上がります。コミュニケーションの一般的な成果が「仲良くなる」ということであれば、マーケティングの成果は「ビジネスが成立する」、つまり「売れる」ということです。 インターネットを使ったとしても、この基本的なコミュニケーションの考え方が身についていなければ、どんなに集客しようと思っても、簡単に人が集まるわけではないことを強く意識しておいてください。 集客し自分の存在を伝える 情報発信でビジネスチャンスを掴む 情報発信をしなければ「人」に認知されない 一昔前であれば人々が情報を手にする方法として、本やテレビ、新聞が主流であり、ある一定の限られた人でなければ情報を発信できずにいました。しかし現代では、「インターネットニュース」「SNS」など人々が情報に触れる身近な媒体として、インターネットが使われるようになっています。 したがって「YouTuber」「ブロガー」などのように、誰でも自分自身の情報を多くの人に配信することも可能になりましたし、中小企業や個人店といった規模の宣伝媒体としても活用されるようになりました。そのような背景があり、インターネットを使って情報を配信することが、効果的にビジネスチャンスを掴むカギとなっているのです。 昔であれば商品を多くの人に知ってもらおうと思えば、まず実店舗を構えて、分かりやすく目で見える場所を用意したり、そこで商品を紹介したり、さらに多くの人に知ってもらおうと思えば、TVCMや雑誌に載せてもらうしか方法がありませんでした。 それが今の時代では、ブログやYouTube などのサービスを駆使することで個人でも企業でも売りたい商品を、より効率的で簡単に多くのお客の目に触れさせることができるようになり、知らない人とコンタクトを取りたいと思えば、SNS を使い大半の人とコンタクトを取ることが可能になりました。 しかし、Web戦略が普及していく一方で情報量が増えると「どの情報が正しいのか分からない」という問題に直面しやすくなりますし、どうにか選んで使ってみたものの「しっかりビジネスに活用できていない...」といった実践上の悩みも生まれてきます。 そこで、本書では「情報発信におけるWeb戦略」について実際にあなた自身、情報発信ができ、さらには所属する企業や組織の商品やサービスを販売するスキルまでも身に付けてもらいたいと思っています。ここで必ず覚えておいてほしいことは、Web戦略は、Webの技術や手段を覚えるだけでは使いこなせないということです。 本書の2冊目の「ビジネスを知る」では、ビジネスの基本を学びながら、Web上に展開できるメディアの特性について、76頁に渡って解説しています。また補助講座の「SNSの開設」ではSNSの得意分野と活用方法についても、70頁に渡って詳しく解説しています。 難しいと思うことはありません。しっかりと正しい知識を学んでいけば、誰にでも実現可能です。これから一緒にしっかりと学んでいきましょう。 1 2 3 4 5 6 7 前に戻る 次に進む
3章の収録内容 Web戦略 ~ 1億総Web社会到来 ~ Web戦略がうまくいかない本当の理由 本書で提唱するマーケティング Webから集客するということ集客し自分の存在を伝える 脱消費者を目指す Web戦略のセオリー あとがき天才になる方法