アウトプットを鍛えるために意識すること5選

 

11

伝える力を鍛える

情報激戦区を勝ち抜くには?

いきなりハードルを上げるようですが、正直伝えることは難しいです。どんなに「伝える方法」を知っていたとしても、いつでもどこでも自由自在に使いこなせるようにならなければ、宝の持ち腐れとなってしまいます。

対面であってもインターネットでも情報を伝えるのであれば、脳で汗をかくくらい考えなければならない大切なスキルなので、今回の章では現代のような情報過多の時代でも、自身の商品やサービスを欲しているお客に伝えたいメッセージを確実に届け、具体的なアクション(サービスの購入等)まで導く伝え方の訓練方法をお伝えしていきます。

 

伝える力を鍛えるには?

「知識」「知恵」
変える訓練をする

徹底的にアウトプットを
繰り返し本当の力に変える

「伝える力」を鍛えるには、徹底的に「アウトプット」の回数を増やすしかありません。何度も何度も色々なお客と話をし、何度も何度も文章を書き、何度も何度も図解を作り説明する。これの繰り返しを行うことで、お客がどんなことを考えているのか?世の中にどんなニーズがあるのか?を肌で感じることができるようになるのです。

色々なビジネス書で、色々な知識を入れることが簡単な時代です。わからないことがあればネットを検索すればすぐに答えが見つかります。ただしどんなに「知識」をいれたところで、それを使いこなせなければ、ただの「知識」なのです。大切なことはいつでもどこでもその「知識」を使いこなせる「知恵」にすることなのです。

「知識」「知恵」に変える方法

「知識」を「知恵」に変える方法

横スクロールしてご覧いただけます

「知識」はある物事について知っていること。
「知恵」は物事の道理を判断し、適切に処理する能力のことを意味します。

簡単に言ってしまえば、「知恵」を身に付けると、実践力応用力が身に付くということなのです。お客の立場になって考えてみましょう。「知識」が豊富だけど、経験が少ない営業マンと、経験が豊富で色々と瞬時に判断して提案してくれる営業マン。あなたはどちらの営業マンと付き合いたいですか?

「伝える力」を鍛えるには、最終的には実践しかありません。より多くの人前で回数をこなすのが一番です。「書く力」「描く力」を鍛えるのであれば、まずはSNSやブログなど簡単に始められる場所で、あなたが作った文章や図解を色んな人に見てもらい感想を聞きましょう。「話す力」は日常生活においては、訓練ができる場所がなかなか無いので、話し方を実践訓練できるセミナーやコミュニティに積極的に参加して実践訓練の回数を増やしてみるのも一つの方法です。

「伝える力」を鍛えるための
意識ポイント

等身大の自分を武器にする

10章のあとがきにも書きました2つの事例。中学生の事例で、みなさんに伝えたかったことは、

「どんなに虚勢を張って背伸びをしてもお客は見透かしてしまう」

ということです。どんなに「知識」を持っていたとしても、「経験」がないことは話をしていればわかってしまいます。料理を作ったことがない人が、どんなに美味しい料理だと言ってレシピを書いたとしても信じてもらえないでしょう。子どもを育てたことがない人が、子育てについて語ったとしたらクレームが来るかもしれません。

大切なことは、実践を繰り返し「知恵」を身に付けるにしても、虚勢を張らず、今までの自分の経験に自信を持って、等身大の自分をさらけだし、等身大の自分だからこそできる「伝え方」を見つけることが「伝える力」を鍛える第一歩だと思ってください。

「経験が少なければ、謙虚さを武器に」
「経験が豊富であれば、力強さを武器に」

お客は自分と同じような経験をした、少しだけ先を歩んでいる人に親近感を持つと言われています。
ですので、等身大の自分を武器にすることができれば、あなただけのお客がきっと作れるはずです。

経験値が近しい人には親近感 
経験が違い過ぎると権威に変わる

経験値が近しい人には親近感 経験が違い過ぎると権威に変わる

横スクロールしてご覧いただけます

 

仲間=ライバルを作る

これはスポーツの世界と同じで、同じように成長したいと思っている、仲間でありライバルにもなる存在を作ることです。「聞く力」「話す力」「書く力」「描く力」どれをとっても簡単に覚えられることではありません。そんな時に、頼りにもなり励みにもなる「仲間=ライバル」の存在は大きな力となります。

会社の中での同僚や、同じ業種のビジネスパートナー。実践セミナーやコミュニティーの人達など、同じ目線で同じように成長したいと思っている人を見つけて切磋琢磨することも効果的な方法です。

自分の言動を
客観的に見る自分を絶えず持つ

「伝える力」を鍛えるには、実践しかないとお伝えしましたが、ただ単に行動に移すだけではあまり効果はありません。大切なことは、実践に移したあとに必ず結果検証をする癖付けをしていかなければなりません。

「自分が行動したことによりどんな結果になったのか?」
「失敗した場合は何が悪かったのか?」

常に自分の言動を客観的に見る自分を持ち、「行動」と「検証」をおこなってください。
この繰り返しが、「知識」を「知恵」に変える一番の近道なのです。

もし客観的に自分のことを見ることがなかなか出来ない場合は、同僚や先輩。もしくは本書の特別講座の講師陣など、第三者に冷静に見てもらうのも一つの方法です。声の調子、言葉の選び方、間の取り方、相手の反応など様々な気付きがあります。客観的に自分の行動を見ることはとても大切なことです。改善すべき点を理解しノウハウとしてどんどん蓄積していきましょう。

客観的情報の指摘

横スクロールしてご覧いただけます

様々な先人たちを見て、
お手本にする人を決める

お手本になる人を決める事は「伝える力」を鍛えるもっともわかりやすい簡単な方法かもしれません。伝える力が高い人の「どんなポイントが良いと感じるのか」を意識しながら見るようにして、「言葉のアクセントが良い」「言い回しが上手」など意識するポイントを整理し、自分が伝える時に反映できるようにしてみてください。

また「伝える力」が高い人にも様々なタイプあります。「元気に話し相手の気持ちを明るくする人」や「柔らかく話し相手に癒しをもたらす人」「強い言葉で話す事で相手のやる気を与える人」など様々です。複数の人の良い所を拾い、自分流を作りだしていく事で「あなたらしいキャラクター」を作ってみるのもあなたの価値の幅が広がります。

正しい知識をインプットする=
間違った努力をしない

どんなに実践を繰り返しても、その方法が間違っていたら意味がありません。世の中には様々なビジネス書がたくさん出ています。ネット上を調べるともっといろいろな情報が出てきます。中には必ず読むべきと思われる秀逸なものから、少し間違った解釈のものも存在するのも現実です。

この情報が氾濫している時代特有の問題は、自分に合った正しい情報を見つけ出すことが困難と言っても過言ではないことです。本書ではそうした問題に対して少しでも、正しい情報に近づけるように、身に付けた方が良いと思われる要素を順序立てて構成しています。

まずは、本書で全体の流れを把握していただくことで、自分に何が足りないのかを把握し、何が正しい情報なのかを見極められる力を身に付けるところから始めましょう。そしてあなたに足りない知識を補い、「伝える力」をどんどん鍛えっていってください。

正しい知識をインプットすることで、アウトプットが劇的に変わります。間違った努力をしないためにも、何を学ぶべきかを知るようにしましょう。

「知識」~「実践経験」~「フィードバック」が知恵になる

「伝える力」を鍛えるために注意すべきポイントをお話しさせていただきました。どれも基本的な考え方なのでひとつひとつ意識しながら実践に移してみてください。

では次の頁から、「傾聴力=聞く力」「話す力」「書く力」「描く力」を鍛えるにあたってのポイントについてお話ししていきます。

無料体験定期セミナー実施中

本業+αでは、一人ひとりのご要望に合わせて、受講に関してのカウンセリングを定期セミナーを通じてお答えしています。まずは無料の定期セミナーに参加して本講座を知ってください。

無料体験定期セミナーを予約する

無料会員受付中

無料会員登録をすると、本業+αで無料で提供している「基礎講座」全15章(全312ページ)の電子テキストと「補助講座 -SNS開設-」(全70ページ)の電子テキストを無料でプレゼントさせていただきます。

無料会員登録はこちらから

PAGE TOP