「傾聴力」を鍛える大切なポイント8選

「傾聴力=聞く力」を
鍛える8つのポイント

「傾聴力=聞く力」に
必要な本質は
「人柄=キャラクター」
「共感力」

相手に伝える力の基本は
「傾聴力=聞く力」

「傾聴力=聞く力」は、相手の本当に話したい内容を聞き出すこととお話ししてきました。この力の本質は、相手が話ししても良いと思ってもらえる「人柄=キャラクター」「共感力」です。ではこの「傾聴力=聞く力」を鍛えるために大切なポイントを8つにまとめましたので、是非参考にしてみてください。

「傾聴力=聞く力」を鍛えるためのポイント

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次から「傾聴力=聞く力」の8つのポイントをお話ししていきます。

「傾聴力=聞く力」
鍛える8つのポイント

1 話す時の表情と態度を
意識する

「笑顔」これは、人の話を聞く時に一番大切なテクニックです。「あなたを受け入れてますよ」「敵意はないですよ」という雰囲気作りは、「相談がしやすい」の状況をつくる基本になります。また「深刻な話をしている時」「悲しい話をしている時」「楽しい話をしている時」それぞれの感情に合った表情を作ることは、話をしている人が、「共感してくれている」と思ってもらえる大切なテクニックなので強く意識してください。また、表情だけでなく、声のトーンや、姿勢・態度への意識も大切なので、日頃から意識するようにしましょう。

やって良いこと

  • 基本は「笑顔」を絶やさない
  • 会話の感情に合わせて表情と声のトーンを作る
  • 体の前に腕を出す(手は前に)
  • 少しだけ前かがみで会話する
  • 相手に対して正対する
  • 少しだけ「大げさに」声に出して笑う

やってはいけないこと

  • 相手に正対せず体を斜めに向ける
  • 上半身を揺らしながら聞く
  • 後ろにふんぞり返って聞く
  • 手を隠す
  • 足や腕を組む
  • その場の感情に合わない表情と声のトーンで話す

2 適格なタイミングで
相槌を打つ

会話が弾む要因として、会話相手が自分の話を聞いてくれてると実感する事が大切だと言われています。「私はちゃんとあなたの話を聞いてますよ」とアピールする方法として相槌を打つという行為があります。自分の話に対して、軽く頷いてくれたり声に出して返事してくれたりすると、会話しやすい状況になる事はほとんどの人が無意識に理解できる事だと思います。ただしこの普段何気に使っている「相槌」。何も考えずに相槌を打つのはとても危険なのです。軽はずみな相槌が原因で知らず知らずのうちに「あの人はどこか感じが悪い」「話してても楽しくない」と思わせてしまっているのかもしれません。適切なタイミングでその時の会話のボリュームに合わせた相槌を打つテクニックを身に付けることは、「相手が本当に話したい事」を聞き出す効果的な方法なので是非身に付けてください。

やって良いこと

  • 内容に応じて声の高さと速さを変える
  • 「来月結婚します」「良いですね!」ではなく「結婚ですか?良いですね」と相手の言葉を引用する
  • 相槌を打つタイミングは、相手の言ったことに対して「1秒」空けて打つと効果的

やってはいけないこと

  • はい、はい、はい、など同じ言葉を連呼すると耳障りに捉えられるので注意する
  • 「確かに」「なるほど」などは上から目線の印象を与えるので、連発に注意する
  • 会話の途中でかぶせるように相槌しない
 

3 会話の割合は
「相手7:自分3」を
しっかりと意識する

会話の途中で、相手の話をさえぎって自分の話をしてしまう人もたまにいます。もし自分の話をしている途中で割り込まれ別の話題に変わったりするとその後、話をする気力を失ってしまった経験は誰しもあるのではないでしょうか?「相手の本当に話したい内容を聞き出したい」のであれば、話す割合を「相手が7:自分が3」になるように意識してみてください。「ちょっと話さなさ過ぎたかな?」と思うぐらいが実はちょうど良いのです。「傾聴力=聞く力」を鍛えるのであれば、自分は無の存在になったつもりで聞き役に徹し、相手の意見に合わせて自分の意見を話するテクニックを身に付けてください。

やって良いこと

  • 相手の話を最後まで聞く
  • 相手の言いたい事の本質を考える
  • 最後は自分の意見もしっかり伝える

やってはいけないこと

  • 相手の話を最後まできかない
  • 相手の言いたいことが何かを考えていない
  • 持論など自分の事ばかり話してしまう

4 相手の名前を覚えて、
会話中にさりげなく
挟む

出会ったばかりなのに、名前を呼ばれて「ドキッ」としたり「嬉しい」と感じた経験はありませんか?「相手の名前を覚えて、会話中にさりげなく挟む」テクニックは、親近感を持ってもらうにはかなり有効です。あなたから先に名前を呼び、歩み寄る事で、相手もあなたの名前を呼びやすくなるので、是非会話のテクニックとして取り入れみてください。

やって良いこと

  • 相手の名前を意識して覚える

やってはいけないこと

  • 何度会っても名前を覚えない

5 相手を「褒める」
「気遣う」

もっと相手との親近感を深めるためには、会話の端々に「相手を褒める言葉」を意識してみてください。例えば相手の持ち物に対して、「可愛いですね」「オシャレですね」「素敵ですね」などの言葉を言ってみるのも効果的です。容姿などを褒める発言や褒め過ぎ、デリカシーの無い言葉は逆効果になることもあるので注意が必要ですが「相手を褒める言葉」は相手の心にぐっと踏み込んで印象をアップさせるには効果的なので取り入れてみてください。また「褒める言葉」と合わせて「相手を気遣う言葉」をさりげなく挟むのも好感度アップにつながるので取り入れていきたいテクニックになります。

やって良いこと

  • 相手の持ち物など人格に関係のない事を褒める
  • 相手を気遣う言葉をかける
  • 相手が褒めてほしいと思ってる所を褒める

やってはいけないこと

  • 容姿や身体などの事を褒める
  • あきらかにお世辞とわかるように褒める
  • 褒め過ぎない

6 「相手の話を聞いてから
自分が話す」を癖づける

人によっては自分から話かけるのが苦手な人もいるので、会話のきっかけは相手によって変わりますが、基本的なテクニックとして「相手の話を聞いてから自分が話す」ということを徹底することで相手が受ける印象は変わってきます。「相手の話を最後まで聞かない」「すぐに自分の話に持っていってしまう」という行為は、会話相手に嫌われてしまいます。ですので普段の日常生活から「相手の話を聞いてから自分が話す」という考え方を癖づけてください。

やって良いこと

  • 相手の話を最後まで聞く
  • 話を聞いてからしっかり反応して話始める

やってはいけないこと

  • 話を最後まで聞かない
  • 自分の話題にすぐに持っていってしまう

7 相手の話に「共感」する

「傾聴力=聞く力」の本質の部分でも「共感力」について、ずっとお話ししてきましたがこの共感することは会話において一番重要なポイントです。特に「相手が本当に聞いて欲しい話」を聞き出すには、まず相手が「話しても大丈夫!」という信頼感がないと絶対話してくれません。その信頼感を勝ち取るために大切な事がこの「共感」するというテクニックなのです。人は自分を理解してくれる人に心を開く生き物です。その「理解してもらえた」と感じる一番のポイントはこの「共感してもらえた」という実感ですので、常日頃から意識してみてください。ただし何でもかんでも全てに対して「共感」してるそぶりをしてしまうと不信感にもつながります。大切な事はどうしても共感できないことは、一度相手の考えを肯定してから自分の考えを話すという事に注意してください。

やって良いこと

  • 相手の話を自分に置き換えて考える
  • 共感できない内容は肯定した後に自分の考えを伝える

やってはいけないこと

  • 共感したフリをする
  • 相手の話を否定してしまう

8 過去の会話の内容を覚えていることをさりげなく織り交ぜる

前回の会話の内容を覚えていて「あの件はどうでした?」とさりげなく伝えるテクニックは相手の心を掴む上級テクニックです。特にまだ会って間もない時などは相手からすると「自分の事を覚えていてくれた」と感じてもらえ、印象が良くなりどんどん自分の話をしても良いんだと思ってもらえるようになります。多数のお客と接する営業マンだと覚え切れないこともあると思いますが、携帯電話のメモや手帳などに会話のポイントなどをメモするようにしていつでも引き出せるように自分流の工夫をしてみてください。

やって良いこと

  • 相手の会話のポイントを覚えておく

やってはいけないこと

  • 前回の会話の内容を忘れてしまう

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