1 2 3 4 5 6 コミュニケーションの先に新しいコミュニティができる 14歳のネットアイドルがなぜ稼げるのか? ファンを獲得できればどんなビジネスでも成立してしまう 長くビジネスを行う上でのコツがあります。それは「ファン」を持つことです。あなたや所属組織のことを好きな濃いファンをいかに獲得していくかが、そのビジネスを大きくする上で必要な考えになります。ファンを持つ必要性を理解する上で地下アイドルやネットアイドルで考えてみると分かりやすいと思います。「実際に会えるアイドル」「手が届きそうで届かないアイドル」などお客と距離が近い地下アイドルが流行ったのも3Cのバランスをうまく取っていると言えます。コア、コンセプト、コミュニケーションの3つを要素立てしてみましょう。 3つのCをもとに地下アイドルを紐解く 横スクロールしてご覧いただけます 初めはただその場の雰囲気が楽しくて通っていたお客も段々と好きなメンバーができ、好きなメンバーが楽しく活動できるように応援し、最終的には彼女が存在していることが、幸せ、生きがいと自分の気持ちを昇華させるようになるのです。さらには、アイドルとコミュニケーションを取るのが当たり前の場ということもあり、自然とファン同士も挨拶したり、コミュニケーションが生まれます。そうなると同じアイドルグループを応援するファンとして一体感や連帯感が生まれファンの間でもコミュニティができていくのです。 活動すればするほど、商品を販売すればするほどファンは増えていき、それは1つのコミュニティになります。そして、そのコミュニティの継続力も先ほどの3つの点(3C)をきちんと抑え、しっかりと自身の活動に反映し続けることができているかにかかっています。 良いコミュニケーションを交わすことにより、いいコンセプトといいコアが伝わっている人は、必ずあなたや、あなたの所属組織のファンになります。さらにはファンの間でコミュニティができれば雪だるま式にファンが増えていくことにも繋がっていくのです。 インターネットの利点・欠点とその先へ… 「リアルかネットか?」その発想がもう古い インターネットとリアルを融合させて活用していくことが重要 魅力的なWeb戦略ですが、当然ながら利点があれば欠点もあります。利点ばかりではなく、欠点にも目を向けなければ、あなたのビジネスの弱点となりうる部分をあらかじめ補完することができません。では、利点と欠点は何なのでしょうか? 利点 自分とお客がどこにいてもビジネスが生まれやすい 欠点 コミュニケーションの情報量が少なくなりがち Web戦略による利点は情報の『拡散』だと思われがちですが、むしろ、お客の『集中』にあります。つまり、相手がどこにいても、それがインターネットにアクセスできる環境のもとならば商品を購入したり情報を得たりできるということです。もちろんあなたがお客の近くにいなくても、販売することができるということです。 拡散と集中の違い 横スクロールしてご覧いただけます 欠点は、インターネットを通じて与えられる情報量にも限界があるため、実際に商品を手にしたからこそ得られる情報を、逃してしまう場合があるということです。それは事業者側にとってもお客を知るには不完全なツールということですので、顧客になる人とは、インターネット上でのやり取りのみならず実際に「会う」というコミュニケーションを取ることが一般的です。今やインターネットは全てのビジネスに欠かせない存在になっています。利点を最大限に活かして、欠点はインターネット以外で補っていくというように、インターネットとリアルを融合させて活用していくことが望ましいのです。 1 2 3 4 5 6 前に戻る 次に進む
1章の収録内容 3つのC 自分の立ち位置を見つめ直すところから始める 人が行動に移すきっかけになる原動力 現代の生きる力 人と関わる力の変化マーケティング=お客様とのコミュニケーション コア・コンセプト・コミュニケーション3つのCの考え方 コミュニケーションの先に新しいコミュニティができる あとがき「あなたのファンを作る」