メンターからのコメント
UI/UXは、DXを“文化”に変える技術
約18年前、まだ「DX」という言葉も一般的でなかった頃、
私はコアブロ2系を韓国で販売しようとしていました。
そのとき、現地の大手インフラ事業者からこう評価されたんです。
**「管理画面にここまでこだわるベンダーは珍しい」**と。
当時は、機能こそが正義。UIにこだわる開発者は少なかった。
でも私は、**“機能を最大限に生かすには、UIが不可欠だ”**と考えていました。
その思想は今でも変わっていません。
コアブロXでも管理画面のUIには徹底的にこだわり、
実際に「UIの完成度で新規契約が取れた」という報告をいただいたときは、
心から嬉しかったのを覚えています。
そして今、私が最も力を入れているのが「手配アプリ」です。
ここではUIではなく、UX=体験の設計に挑戦しています。
業務アプリに“エンターテインメント性”を取り入れ、
入力したくなる仕組みをどう作れるか――。
世の中では「データ入力を減らせ」と言われていますが、
私は逆の発想をしました。
「入力が楽しいアプリなら、人は自然と使う」。
日報の入力は面倒でも、SNSはマメに更新する。
その違いは、“楽しいかどうか”。
だからこそ、手配アプリでは**見たいデータが“触りたくなるUI”**を追求しています。
おそらく、これこそが本当のUXだと感じています。
UI/UXは単なるデザインではありません。
DXが“顧客体験の変化”であるなら、
UI/UXはその変化を最も直感的に伝える“表現手段”です。
次のリーダーには、ぜひこの領域にこだわってほしい。
それが、DXを文化に変える最初の一歩だからです。
この実践編、いかがでしたか?
40代のDX実践は、**“受け継ぐ”ではなく“翻訳する”**ことから始まります。
上の世代が築いた理念や構想を、現場が動ける仕組みに変える。
そして、下の世代が次に進めるように、構造を整える。
まさに「つなぐ世代」としての使命が、40代にはあります。
AIやデータが経営の中心になった今、
求められているのは“知識”よりも“構造を読む力”です。
システムを理解し、データの流れを設計できる人こそ、
DXを現実に動かせる存在です。
この講座を通して私が伝えたかったのは、
DXは“考える力の連鎖”でしか動かないということ。
AIが何をしてくれるかではなく、
自分たちがAIとどう向き合い、どう判断を下すか。
そこにこそ、未来の企業文化が生まれます。
私はこれまで、AIレイと共に数多くの仕組みを構築してきました。
設計の思想、責任の線引き、データの流れ、そして体験設計。
この実践編は、そのすべてを現場リーダーが再構築できるように構成しています。
DXを理解するとは、ツールを使いこなすことではありません。
それは、“組織の思考”を設計し直すことです。
そして、現場を動かせるリーダーになるという決意です。
次の応用編では、ここで学んだ思想を、
実際の仕組みと数字で証明していくステージへ進みます。
「理解」から「運用」へ――そして「経営判断」へ。
あなたの構想力が、DXを動かす時代です。