メンターからのコメント
クラウドを“経営の構造”
として見つめる時代へ
クラウドの仕組みは、私ですら奥が深すぎて、絶えず学び続けないと追いつけないほど膨大です。
レイがまとめてくれたコスト表も、あくまで“目安”として見てください。
クラウド費用は、利用状況や為替変動によって月1〜2万円単位で変動することもあります。
それほど、見積もりひとつ取っても簡単ではない世界です。
そして、ここからが本当に重要です。
今の時代、DXのリーダーや社内のデジタル化担当になるのであれば、
クラウド各社(AWS・Azure・Google Cloud)が提供する主要サービスの内容を、 細かい設定まではわからなくても、**「何をする機能なのか」**だけは理解しておくべきです。
それを知らずに判断を下す時代は、もう終わりに近い。
実際、海外勢のクラウドが日本に入ってきた当初、
多くの企業――特に大手は、サーバー費用を“コスト”と見なしていました。
従量課金は「予算と乖離する」として敬遠されていたんです。
しかし数年が経ち、状況は一変しました。
クラウドの柔軟性と拡張性が理解され、
今では多くの企業がAWSを中心に運用を移行しています。
つまり、「サーバー費用=投資」と捉えるようになったのです。
私自身も、成長を前提としたシステムやサービスにはAWSを推奨しています。
スペック拡張や安定性を考えると、
中長期的に見て“経営の安心”をもたらす環境だからです。
だからこそ――
これからDXをリードする世代には、
クラウドを“便利な仕組み”ではなく、経営の構造そのものとして見てほしい。
この章を、技術解説としてではなく「未来の判断力を養う章」として、じっくり読んでみてください。